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11月1日(土) 17時~
11月2日(日) 13時~/17時~
11月3日(祝) 13時~
劇団いまここ『楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしきー』
■今この作品を公演するにあたって
この作品は舞台を熱望する役者の姿を通じて、人生と情熱を振り返る作品である。
清水邦夫特有の社会性と文学性が表現されていて、人間の業が渦巻く「楽屋」に棲みついた役者 の生態を描き出している。
この「楽屋」を通して過去でもなく未来でもなく今を懸命に生きることを伝えたい。
「楽屋」は演じることとはどういうことかを根本から問うてくる作品である。
役名は演技 を 生 業 とする「女優」であり、彼女たちが役と生身の人間とを行き来する「楽屋」が舞 台であること、
チェーホフ 「かもめ」の女優を目指す少女・ニーナ役がキーとなること などか ら、それは 明白だ。
芝居では自 分ではない人格を生きることができるはずな のだが、この「楽屋」で女優達が 演じたい役について話すうちに立ち現れ
てくるのは、女優達自身 のパーソナリティであるの が、非常に 興味深い。
私たち(劇団いまここ)が「楽屋」の公演をすることで、私たちの「今を懸命に生きる」と い う メッ セージ を
鮮やかに描き出すことができると考えている。
実際に舞台で大きな 役を 演じる ことが で きるの は、肉体を持つ生者である女優Cだけである。
舞台で演じ る亡霊 である女 優A、B、 Dとの 対比によ り、女優Cの持つ生の苦しみ、それゆえの 生の輝きを 「楽屋」で表現したい。
■あらすじ
ある舞台の楽屋で女優Aと女優Bが身支度をしている。二人は違う時代を生きた女優で、生前大
きな役をもらわないまま死んでしまったが、大きな役への執着で今も楽屋から離れず、互いの身
の上話をしている。そこへ『かもめ』でニーナ役を演じた女優Cが楽屋に戻ってくる。女優Aと女優B
が見えない女優Cが、舞台での疲れを口にしていると、プロンプターを勤めていた女優Dがパジャマ姿で
枕を抱えて楽屋を訪れる。女優Dからのニーナ役を渡せという要求から言い争いに発展し、
女優Cはついにビール瓶で女優Dを殴りつけてしまう。
女優Dは楽屋を立ち去る。
一部始終を見ていた女優Aと女優Bに、戻って来た女優Dが話しかける。
女優Dは女優Cとの諍い の結果死んでしまっていたのだ。
「私達だけがここに残ってまた私達の生活を始めるのよ。生きていかなければ、生きていかなけれ
ば......」3人はチェーホフの『3人姉妹』のお芝居の終わりのない稽古を始める。
■場所
武蔵野芸能劇場 (東京都武蔵野市中町1-15-10 JR三鷹駅北口徒歩1分)
■公演(全4回予定)
11月1日(土) 17時~
11月2日(日) 13時~/17時~
11月3日(祝) 13時~
※開場は開演の30分前
※チケット4,500円 応援チケット7,500円
チケット 予約 https://trkr.jp/ticket?p=imacoco
■キャスト
女優A 大沼美和子(加藤企画)
女優B 愛川りえ(ギャラクシーオーシャン)
女優C 平佐喜子 (フリー)
女優D 堀桃子(レトル)
■演出 野﨑美子
舞台芸術学院、劇団青年座研究所卒業。劇団東演を経てフリー。
文化庁在外研修員としてRADA(ロンドン)で俳優教育を、モスクワユーゴザパト劇場主席演出家
V、ベリャコーヴィッチの下で演出を学んだ後ロシアに移住。ユーゴザパト劇場客員俳優となる。モ
スクワ芸術座付属演劇学校マスタークラス終了。
2006年帰国。舞台演出と俳優のためのメンテナンスワークショップ他、個人レッスンも行う。 ま
たS-WorkTokyo主催メンバーとして、海外の演技コーチを招聘しワークショップを開催してい
る。
日本演出者協会会員 Acting Coach Guild Of Japan 副代表理事
■舞台監督 松井佐知子
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11月1日(土)11月2日(日)
ぼくらは生れ変った木の葉のように
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2025年10月25日(土)/26日(日)
「楽屋」~流れ去るものはやがてなつかしき~
劇場: |
Atelier mako アトリエ マコ
Atelier mako
京急本線八丁畷駅徒歩8分
Googleマップ https://maps.app.goo.gl/7hfGrtpaUYpdjEwE9 |
上演団体: |
Atelier mako |
問い合わせ先: |
Atelier mako
〒210-0848川崎市川崎区京町1-2-10(京町公園隣り)
☎090-8276-1133(不在の場合は留守番電話にてご要件をお伝えください)
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詳細: |
https://ateliermako.com/gakuya2025
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Atelier mako
「楽屋」~流れ去るものはやがてなつかしき~
2025年10月25日(土)/26日(日)
全3回公演
①10/25 14:00~ ②10/26 13:00~ ③10/26 17:00~
※開場は開演の30分前
【チケット】
一律2,000円(自由席)
※当日現金精算
【会場】
Atelier mako
京急本線八丁畷駅徒歩8分
Googleマップ https://maps.app.goo.gl/7hfGrtpaUYpdjEwE9
【作】
清水邦夫
【演出】
金澤眞
【出演】
藤宮まちえ 東堂まさみ 北本雅俊 いち花
【バイオリン演奏】
Wakako
【特別出演】
金澤ぽこ太
【制作】
Ateliermako
この作品は1977年の初演以来、日本で最も上演回数の多い作品のひとつと言われています。約半世紀に渡り生き続け、古典とも言えるシナリオ。4人の俳優がそれぞれの人生を賭けた望みを胸に、狭い楽屋で自分の出番を待っています。それは自らの人生というステージの主役を演じる我々一人一人の姿に重なります。人は好むと好まざるとにかかわらず今生のステージで主役を演じて生きているようです。そんな4人の演じる御伽噺をどうぞみなさまお楽しみ下さい。——演出家のことばより抜粋
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2025年9月27日(土)~10月2日(木)※29日(月)休演日
ピッコロ劇団「火のようにさみしい姉がいて」
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2025.10/27(月) 15:00/19:00
28(火) 15:00/19:00
夢のれんプロデュースvol.9 リーディング公演【花飾りも帯もない氷山よ/署名人】
夢のれんプロデュースvol.9
リーディング公演
【花飾りも帯もない氷山よ/署名人】
作 清水邦夫 演出 大谷恭代
@南青山MANDALA
2025.10/27(月) 15:00/19:00
28(火) 15:00/19:00
※受付・開場は30分前
チケット(全席自由・日時指定)
前売・当時 4,500円(含1ドリンク)
花飾りも帯もない氷山よ/署名人 予約フォーム
https://www.quartet-online.net/ticket/hanasho9
♥︎『花飾りも帯もない氷山よ』
槇由紀子/吉岡健二
♥︎『署名人』
眞藤ヒロシ/薄井啓作/新井凛太/
刀根直人/奥村力也
■照明P:堀井俊和
■音響p:黒澤靖博
■宣伝美術:坂藤秀峰
■協力:小林司 南青山MANDALA
■企画:夢のれん
http://ameblo.jp/yumenorenstage/
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2025年10月11日〜18日
狂人なおもて往生をとぐ